原因は……?
まず考えられるのは、クレセントそのものの破損です。クレセント内部にスプリング(バネ)が組み込まれているのですが、そのスプリングが伸び切っているケースが多くみられます。
また、窓ガラス(稼働障子部分)の下フレームに取り付いてる“戸車”が劣化し、窓ガラスのバランスが崩れ、クレセントと受けがきちんとかからなくなることが原因になっていることも考えられます。かかりの悪いまま無理やりかけ続けると部品の変形にもつながります。
解決方法
2種類の解決方法があります
- 窓の部品を取替える
- 窓枠の上から新たな専用の枠を取り付ける
① 窓の部品を取替える(窓OH工法)
- 大規模修繕工事などの時期に関係なく、いつでも処置ができます。
- 窓カバー工法よりはコストがかからず、1窓から対応可能です。
- 部品を取り替えるだけなので、見た目は従来と同じですが、大抵の場合はこの方法により開閉がスムーズになります。
② 窓枠の上から新たな専用の枠を取り付ける(窓カバー工法)
- 窓全体を新品に取替えるので機能回復はもちろん、見た目もすっきりします。
- 窓ガラス(可動障子部分)のガラスの厚さ、枚数(複層化)によって現状性能(断熱性・遮音性)の向上が計れます。
- 新たな窓枠を取り付ける事で、現状よりも有効開口が多少、小さくなります。
- 窓枠のW(幅)寸法、H(高さ)寸法の厳密な実測が必要となります。
- 他の工法よりもコストが高くなります。
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いろいろな工法があるのね。うちのマンションにはどれが適切なのかしら?
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状況やご予算にあわせて適切な提案をしますので、お気軽にお申し込みください!
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クレセント(締り金具)がかからない
防犯上心配だから、すぐにでもなんとかしたいわ。