マンション概要
戸数 | 約500戸 |
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修繕した窓の数 | 1100窓 |
築年数 | 35年 |
工事期間 | 1ヶ月半 |
修繕内容 | 掃き出し窓戸車交換(4ヶ/窓) 組合一斉工事 その他 ハンドル交換、網戸交換、ガラス交換など 戸別有償工事 |
課題
築年数が35年となり、そろそろサッシ修繕の計画を考え始めていたSマンション様。コンサルタントの建築士様と共に「どの箇所を修繕するべきか」の検討が行われていました。
- 窓の開閉が重い
- 窓の開閉時にガラガラと音がする
などの不具合をあげる住民の方の声を聞いていたものの、今後の窓修繕を、いつ、どのような修繕で費用をどう抑えるかが課題でした。
ご提案・施工
費用を大幅におさえることができる「戸車交換」をご提案
すでに全戸を対象とした玄関ドアの取り替えを行なった直後だったため、修繕積立金の捻出をできるだけ抑えたかったこと。長期に渡って考えた時、サッシの取り替えをあと10年近く先送りにしたい、という2つのご要望を検討した結果、快適性と耐久性を踏まえて最低限必要な「戸車の交換」を全戸に実施することをご提案しました。
試験施工でその快適さと必然性を事前に実感していただき、戸車の交換はサッシ取替にくらべて約10分の1程度の費用でできるため、修繕積立金で全戸の戸車交換を実施しました。
さらなる快適性を望む方や、窓に不具合があって修理したいというご要望にも個別対応
先の課題以外にも
- 断熱ガラスに交換したい
- ハンドルを交換したい
- その他、窓に不具合があ
などの戸別の課題をあげられる住民の方も多数いらっしゃったため、相談会を開いて戸別にお見積もり。
窓の快適性だけでなく大幅なコストダウンも実現
このように、修繕積立金で窓の改修を行った上で、それ以外の修繕を望まれる方には自己負担で施工を行い、
- 各戸の最低限、必要とされた工事だけを行うことができた
- 大幅に修繕積立金を温存して抑えることができた
- 既存の窓がどの棟で、どのようなタイプが使われているのか、窓の詳細にわたる情報を提供することができた
など、さまざまな課題を解決することができ、修繕委員会様、理事会様、入居者様に多くのお褒めの言葉をいただきました。
理事会での説明の様子。疑問や質問にも丁寧にご説明します。
窓に関する相談会を開き、個別の課題を解決します。
現在の劣化状況を診断し、お客さまに最適なご提案をいたします。窓の診断をご希望の方は、窓の診断フォームよりお申し込みください。